皆さん水はしっかりと飲んでいますか?
自分は一日に3L前後を摂取しています。
実は、水をしっかりと取り入れることで体重を落ちやすい体質に変化することができます。
今回はその特筆すべきメカニズムや、摂取上の注意点について解説していきます。
水を飲む:水分を取る は同じではない
水分をとる。というと、スポーツドリンクやコーラなどのジュースも含まれます。
それでは本末転倒で、余分な糖分やカロリーを積み重ねてしまいます。
むしろ逆効果になってしまいます。
この記事で書いているのは真水をしっかりと飲む。ということです。
そこは間違えてはいけないポイントですね。
水の飲み方
あなたは正しい水の飲み方を知っていますか?
馬鹿にしてんのか!と聞こえてきそうですが(笑)
作法とかそういうことではなく、これは摂取タイミングと量のことです。
理想は30分おきに、二口くらい(コップ一杯分)飲むほうがいいでしょう。
ポイントはこまめに、少量を摂取する。ということ。
こうすることで無駄なく全身に水分が取り込まれ、細胞間を通過して老廃物などと一緒に尿として排出されていきます。
体は一度に吸収できる水分には限界があります。
一気に大量の水を飲んでも、そのまま吸収されることなく尿として流れ出てしまいます。
水を飲むことで一時的に代謝が上昇
水を飲むと、体がそれを体温に合わせて温める必要があるため、エネルギー(カロリー)を消費します。
これを水熱産生と呼びます。
冷たい水を飲むと体がさらにエネルギーを使って水を温めようとするため、より効果的ですね。
研究によると、500mlの水を飲むと、30〜40分間で約24〜30%代謝が上昇することがわかっています。
一日を通して常に代謝を上昇させる状態を作り出すことによって、消費カロリーを底上げしてヤセやすい体に変化していきます。
デトックス作用の向上
水分が十分にあると、腎臓や肝臓が効率よく機能し、老廃物や毒素を排出するのを助けます。
体が適切にデトックスできると、消化機能や代謝が正常に働き、脂肪燃焼がよりスムーズに行われます。
一方で、水分が不足すると、腎臓や肝臓の機能が低下し代謝が滞る原因となります。
朝方は尿が黄色いですが、こまめに水分摂取ができていると、だんだんと透明に変化してきます。
透明になるころにはデトックスも進んでおり、体内もクリーンな状態が保たれています。
食欲のコントロール効果
水を飲むと、胃が物理的に満たされるため、満腹感を感じやすくなります。
これにより、食事前に水を飲むことで、食欲が抑えられ、自然と食べる量を減らすことができます。
特に、食事の30分前に水を飲むと、食事中のカロリー摂取が減少することが研究で示されています。
- 例えば、500mlの水を食事の前に飲んだ場合、食事中に摂取するカロリーが約13%減るという研究結果もあります。
ダイエット中の敵:便秘の解消
ダイエットでカロリー制限を行うと、高確率で便秘になります。
これは、胃に送られる固形物が減少することにより、胃腸の蠕動運動が弱まるからです。
腸内で食物が留まることで便の水分も次第に失われていき、より排出しにくくなる。というメカニズムですね。
しっかりと水を飲んでいれば、腸機能も衰えにくくなり、便秘の症状を緩和することができます。
水をしっかりと飲む恩恵
- 代謝が上がりヤセやすくなる
- デトックス作用の向上
- 全身の消化器官の活発化
- 食欲コントロール機能
- 便秘解消効果
これらが主なメリットになります。
体の水分量が増える=体重が増える(体が重くなる)は間違いありません。
ですが、体重が増える=太る ではない。ということは留意しておく必要があります。
ダイエット中は体重計の数値に一喜一憂しがちですが、重要なことは体の脂肪を減らしたり見た目の変化を起こすこと。
数値は目安の一つに過ぎないことを理解しておきましょう!
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